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自称経済学徒の日記

経済学でPh.D.を取ろうとアメリカに留学準備中の理工学部の修士です。英語、programming、ニュース、音楽、趣味、いろいろ書いていこうと思います。

ミクロ経済学の力、いまさらだけど、声を大にして言いたいことがある。

ミクロ経済学の力、本当にいい教材です。いままで出版されてきた経済学の本が一冊も、売れなくなるといっても過言ではないです。
人類全員が対象の本だと思います。厳密なのに、わかりやすい。いままでのミクロ経済学の本は、数式のモデルや理論先行で、ふつうの人が読んでも???となって終わりって本が多かったです。でも、この本は、そういった従来の本を、おもしろい例を使って批判しています。
そもそも経済学は、現実の経済の問題を解決するための学問です。この本では、現実問題をどう解決するかを、料理をつくること、にたとえています。数式のモデルや理論は、料理を作るための包丁なのです。従来の本は、包丁のカタログのようなものと言っています。経済学を学びたいと思った人は、さあどうやって世の中をよくするんだい?って疑問をもってやってくるのです。つまり、この例にたとえるなら、料理を学びにきたのです。なのに、従来の本は、包丁のカタログだけ提示して、肝心な料理の方法を全く教えずに終わってしまうのです。
この本は、そういった包丁カタログのようなマニアックなほんと一線を画しています。包丁の使い方はもちろん、料理の方法に力点を置いています。現実の例のセレクトが、めちゃくちゃうまいです!経済学がどうやって現実に対して役に立っているのか、ひじょうにわかりやすく書かれています。
そして、もう一つ言いたいのは、妥協していないのです。数学を使うということは、ある程度、厳密でなくてはなりません(数学やってる人からしたらゆるゆるのざる理論だとおもいますが)。そこに、妥協がない。それをわかりやすく書かれている。さすがだなの一言。ときおり出てくるなぜこんなややこしいことを勉強するのか、などのコメントも非常になるほどと感心できます。
この本を使って、経済学をストーリー仕立てに勉強すれば、一生忘れないでしょう。そして、その知識がどこがで生かされるはずだと信じてやみません。

 

ミクロ経済学の力

ミクロ経済学の力